学部長からのメッセージ

グローバルな視点から社会と文化を理解し、地球社会で活躍できる人材を育てる

立教大学社会学部長
松本 康

社会学は、人と人との関係、集団や組織、コミュニティなど、私たちがふだん経験しているさまざまな人との出会いの場面を扱う学問です。とくに家族、地域、職業労働、社会階層などは社会学独自の蓄積がある領域です。しかし、そのほかにも多様な切り口でさまざまな社会現象にアプローチすることができ、それが社会学の魅力になっています。社会はつねに変化し、新しい姿を見せているので、社会学の研究テーマは尽きることはありません。

近年の社会変化の一つとしてグローバル化が挙げられます。社会は国家単位で閉じられているのではなく、地球全体をおおう複雑な関係のなかにおかれるようになってきました。グローバル化の影響は社会のあらゆる場面に浸透しており、私たち自身の意識もグローバルな広がりをもたざるをえない時代になっています。そして、世界中の人々がグローバル化にどのように対応すれば良いのかを考えはじめているのです。

社会学部では、グローバルな視点から社会と文化を理解し、地球社会で活躍できる人材を育成することを目指しています。私たちは就職しても結婚しても退職してもひとりになっても、どこで暮らそうと、地球社会で暮らす市民であることに変わりはありません。それゆえ、みなさんが21世紀の地球社会を生きる市民として、社会と人生の変化に対応できる素養を身につけることが何よりも大切なのです。

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