学生からのメッセージ

メディア社会学科、
三浦 美紀さんに聞く、15の質問

2014年度版学部案内より転載

Q.1 立教大学社会学部メディア社会学科を選んだ理由を教えてください。

ヒトラーのプロパガンダや小泉政権のメディアの使い方など「情報で人を動かす」ということに興味がありました。また、将来は情報や報道に関わる仕事がしたかったので選びました。

Q.2 メディア社会学科の科目の中で一番面白かった授業は何ですか?

服部孝章先生の「情報法」です。表現の自由やプライバシーなどをテーマにして、テレビ番組や映画などの多くの資料映像を参考に進みます。ただ見るだけでなく多様な角度からの分析が入り、普段では気がつかない視点から捉えることができるようになりました。

Q.3 所属しているゼミについて教えてください。

服部ゼミです。通年で1つのテーマを研究します。二年次は「食品の放射能汚染について新聞がどう報じているか」、今年度は、脱原発デモの実施調査と新聞とテレビの報道研究をしました。

Q.4 そのゼミを選んだ理由は何ですか?

服部先生の専門が表現の自由やメディア法で、それは全ての情報発信の根本になっているもので、そこを基礎として幅広いことを学べると思ったからです。また「今問題になっていること」をインプットし、アウトプットするという一連の作業を繰り返す中で、それを伝えるメディアを批判し評価する力も身につきました。部活やサークルだと政治の話や社会の話はしづらいですが、ゼミだと自由に語り合うことができるので楽しいです。

Q.5 卒業論文(研究)はどのようなテーマに取り組む予定ですか?

ゼミで2年間原発に関連することを研究し、私が福島出身ということもあるので、福島や原発事故に関して研究したいと思っています。

Q.6 社会学の魅力はどこにあると思いますか?学ぶ中で社会学についてわかってきたことを教えてください。

高校で社会学を知った時、「これを学べば世界のことが何でも分かる」と思っていましたが、学べば学ぶほどよく分からなくなりました。しかし、物事に対して複数の視点を持てるようになった点は成長したと思います。火事という事象一つにしても、生活保護受給者の家が火事になったのと一般の方の家が火事になったのでは、ニュース上での言葉の使い方が違うなど、普段は何も思わないけどよく考えたらおかしい、と思うことが多くなりました。

Q.7 全カリ科目の中で一番面白かった授業は何ですか?

他学部生との討論式で行われる、服部先生の「立教生の学び方」という授業では、「原発事故」という議題でディスカッションを行いました。私は今まで感情論でしか議論ができなかったのですが、他学部の人は数字や経済を引き合いに出して議論をしていたので、「こういう切り口もあるのか」と勉強になりました。

Q.8 所属しているサークルについて教えてください。

「立教スポーツ」編集部です。体育会を取材し、年5回新聞を発行しています。1人5~6個の部活を担当し、部員全員で51 部55団体をカバーしています。今年度のインカレで引退する水泳部の4年生を取材した時「3年間ありがとう」と言われた時は感極まって泣いてしまいました。

Q.9 あなたにとって大学とはどんな場所ですか?

時間を上手く使えば有意義な自由が手に入り、何でもすることができる場所です。また、多様な人との出会いの場でもあると思います。

Q.10 大学生活を送る上で最も大事なことは何だと思いますか?

自由をうまく使うことと、好奇心を持って色々な場所に自分から足を運ぶことです。震災後、福島県の集まりに顔を出したところ、そこから地元の人との色々な出会いが生まれ、今も様々な場面でお世話になっています。出会いから得られるものは大きいです。

Q.11 今までの学生生活で一番の思い出は何ですか?

やはり震災です。大学の4号館で新聞の編集作業中に震災に遭いました。震災がなかったら、こんなに福島のことについて勉強していないし、コミュニティを広げようとも思わなかったと感じています。

Q.12 立教大学のキャンパスの好きなところを教えてください。

新しい図書館です。本が沢山あり、グループ研究室や自習スペースも充実したので嬉しいです。いつもいるウィリアムズホール1 階の体育会本部も落ち着きます。

Q.13 今まで最も影響を受けたものは何ですか?

映画『六ヶ所村ラプソディー』の「中立は賛成と同じ」という言葉です。原発の話だけでなく、今回の衆議院選挙でもそうですが、声を出さないことは黙認していることと同じなので、自ら行動し、発言することが大事だと感じます。

Q.14 将来の夢は何ですか?

福島を盛り上げる人になりたいです。就職は東京でする予定ですが、そう遠くはないうちに福島に帰ろうと思っています。東京で学んだことを還元し、福島で生きていきたいと思います。

Q.15 最後に高校生へのメッセージをお願いします。

大学名で進学先を選ばず、自分が学びたいことを元に、学べる内容で学部学科を選んで欲しいです。学びたいことがあれば、モチベーションも続くはずです。

トップに
戻る