高木ゼミ

担当者:高木 恒一 教授
都市住民活動の歴史と現在

私の専門は都市社会学です。都市に関心を持つ人にとって、池袋という土地はとても刺激的です。キャンパスを一歩出ると、そこには現実の都市が広がっています。都市に関心ある方には現代文化学科で充実した学びと体験がきっと待っています。

ゼミ紹介

社会を実証的に研究するという際の視点には、社会全体を高い地点から見渡すように研究する「鳥の眼」と、個別具体的な事象に着目して、その事象に寄り添うような地点から地面を這うように調べていく「虫の眼」の2つがあります。

このゼミでは東京という都市をこの2つの視点から捉えていきます。「鳥の目」の視点からは、東京の全体像を地図を描くことを通して検討していきます。近年はパソコンで様々な地図(例えば職業の分布、高齢化が進行しているかなど)を描くことが簡単にできるようになりました。この手法を用いて、国勢調査などのデータを地図化していきます。パソコンを使うというと、少し引いてしまう人も多いのですが、決して難しくありません。とりあえずは高度な数学も必要ありません。さまざまな計算をしますが、使うのは足し算、引き算、割り算、掛け算で、しかも計算それじしんはパソコンがやってくれます。もちろん、パソコンは地図を描くのもお手のものですから、多少の操作を覚えるだけで十分です。

さて、地図を検討していると、特定の職業が集まっている、とか、人口の増加が著しい、とか、高齢化が目立って進んでいる、というような特別な地域が現われてきます。そこで、こうした特徴のある地域に実際に出向き、なぜそのような特徴が現われているのかをヒアリングや観察などの多様な手法を用いながら「虫の眼」の視点から考えていきます。  都市全体を見渡す「鳥の眼」と、フィールドの実際を丹念に調べる「虫の眼」をともにもって、現代都市のありかたを見ていきたい、というのがこのゼミの目的になります。ゼミでは文献を読み、パソコンでデータを扱い、実際にフィールドに出るというように盛りだくさんの活動を行います。それぞれの作業量も少ないとはいえません。しかし、「鳥の眼」と「虫の眼」という2つの視点から捉えられる東京は、大学生になって初めて東京で暮らす人にとってはもちろん、東京生まれ東京育ちで東京を知り尽くしている、と感じている人にとっても新しい発見があるはずです。

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