学生からのメッセージ

社会学科、
新倉 茜さんに聞く、15の質問

2015年度版学部案内より転載

Q.1 立教大学社会学部社会学科を選んだ理由を教えてください。

高校3年生の時に、教育実習に来ていた立教大学社会学部社会学科の方とお話する機会がありました。まだ自分が何に関心があるのかわからないと相談したら、「社会学部は学科ごとに垣根が低くなっていて、学科を超えて社会もメディアもさまざまなジャンルの授業を受けられますよ」と教えてもらったので、社会学部に決めました。その中でも、ジェンダーだったり、コミュニケーションについて興味があったので、社会学科を選びました。

Q.2 社会学科の科目の中で一番面白かった授業は何ですか?

小倉康嗣先生の「コミュニケーション論」です。コミュニケーション能力だとか、コミュニケーション障害という言葉は、昨今色々なメディアで頻繁に取り扱われていますが、そういう言葉がどういった社会的文脈で持ち寄られているのかという背景を、グループディスカッションや、ゲストスピーカーの発達障害当事者の方のお話を聞いて、“本当の意味でのコミュニケーション能力とは何なのか”ということを深く考えることができました。小倉先生は社会学が生きる力につながる部分があるとおっしゃっていて、机上の空論ではなく、今後の自分自身の生き方につながるような授業でした。

Q.3 所属しているゼミについて教えてください。

奥村隆先生のゼミに所属しているのですが、非常に個性的なゼミです。それぞれが各々の興味に沿って研究しているので、アイドルについて、ネトゲ廃人について、SNSでのつぶやきについて、プロレスについて、絶対的美の存在についてなど、テーマも非常にさまざまですね。みんな情熱を持って研究しています。

Q.4 そのゼミを選んだ理由は何ですか?

私は当初恋愛や結婚をテーマにして研究したいと思っていたので、どこのゼミならできるだろうと探していたのですが、奥村ゼミの説明会で配られた資料にあった、歴代のゼミ生の卒業論文のテーマが本当に個性豊かだったんですね。ここなら自分の興味に沿ったことができるなと思って決めました。私が今研究しているのは「男装をする女性のセクシュアリティについて」で、実際にインタビューにも行きました。

Q.5 卒業論文(研究)はどのようなテーマに取り組む予定ですか?

男装する女性にインタビューをする中で、セクシュアリティの多様性ということについて新たに興味が出てきました。基本的には今の研究を継続して、切り口を変えて同じようなことをやっていきたいと思っています。

Q.6 社会学の魅力はどこにあると思いますか?学ぶ中で社会学についてわかってきたことを教えてください。

中高時代と比べて、ものごとの考え方や捉え方が格段に成長したと思います。社会学というのはあたりまえを疑うことがスタートです。先日も特定秘密保護法が15日間という短期間で成立しましたが、それをあたりまえとして受け止めるのではなく、なんでそうなってしまったのか、今の時期と震災や原発や色々な問題があって、政府が何を考えているのかという社会的な背景について、きちんと考える癖がつきました。色んなものごとを多角的に捉えられることは生きる力になっていると思っています。

Q.7 全カリ科目の中で一番面白かった授業は何ですか?

月本昭男先生の「聖書と人間<旧約聖書と現代>」です。今までキリスト教の学校にいながら、聖書をじっくりと読んだことがなかったのですが、聖書を読み深めていくと、興味深いお話や不思議で面白いお話が沢山詰まっているんですね。イエス・キリストがどのような価値観を持っていて、何を望んでいたのかということを聖書の物語を通して学ぶことができて非常に新鮮でした。

Q.8 所属しているサークルについて教えてください。

SPF運営委員会という学園祭を運営するサークルに所属していました。私は広報デザイン局で、学内広報を担当していました。ミニフリーペーパーやうちわ、クリアファイルを制作して、学園祭を広報していきました。

Q.9 あなたにとって大学とはどんな場所ですか?

人生の中で最も充実して、青春を謳歌したステージです。高校の時は縛りがあると思いますが、大学は何でも自分で挑戦していける環境で、自由なんですよね。

Q.10 大学生活を送る上で最も大事なことは何だと思いますか?

単純に熱中できることを一つ見つけること。サークルでもゼミでもボランティア活動でも旅行でも、これだけは自分の学生時代を捧げてきたということを一つ見つけることだと思います。色々なことを細々とやるよりも、一つのことにぐっと入り込むことがおすすめです。

Q.11 今までの学生生活で一番の思い出は何ですか?

学園祭の中で私が携わった「オスコン」という企画が、当日立ち見が出る程お客さんが来てくれて、みなさんに笑っていただき、大成功を収めたことです。感極まって涙が出ました。立教男子学生が理想の恋愛シチュエーションを演じる企画なのですが、私自身は当日イベントプロジェクトのメンバーの一員として企画の運営に密に携わることができ、大きな達成感を得ることができました。

Q.12 立教大学のキャンパスの好きなところを教えてください。

池袋の都会にあるにもかかわらず、自然が豊かで、蔦の色だったり、木々の葉の様子によって四季を感じられることが魅力です。鈴懸の道もいいですし、本館に絡む蔦も好きです。部室があったウィリアムズホールも思い出深い場所ですね。

Q.13 今まで最も影響を受けたものは何ですか?

奥村ゼミで流行を追うか追わないか議論が巻き起こった日です。私は流行を取り入れつつ楽しむ派なので、みんなそうだと思っていたのですが、「流行を追いたくない」という人もいたし、「機能だけで選ぶ」という人もいました。その時にゼミ長が一番面白いことを言って「流行を無自覚に追うことは本質的でない」と。「無自覚に追うことを続けてしまうと、結局ファシズムにもつながりうるのではないか」と言ったんですね。流行を追うか追わないかだけで多様な考え方があって、色々な価値観の人がいるのだとリアルに実感した日でした。

Q.14 将来の夢は何ですか?

具体的には決まってないんですが、元々人と話すのが好きなので、直接人と接することができるサービス業界、金融業界や人材業界で人々のお役に立てればと考えています。

Q.15 最後に高校生へのメッセージをお願いします。

立教大学では本当に充実した生活ができます。私も大学では色々な意見を言って本当の自分自身をさらけ出すことで、殻を一つ破れたような気がします。みなさんも立教大学にぜひ入学して、彩り豊かなキャンパスライフを送ってくだされば嬉しいなと思っています。

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