教員プロフィール

小倉 康嗣 准教授

みずからの「生」にとって切実な問いから始めること。それが、“みんな”の問題(他者の「生」)といかに地続きであるかを理解すること。そんな自分と他者との地続きな関係性の網の目の「当事者」として、そこに参与していくこと。そして、そこから立ち上がるコミュニケーション(相互了解やつながり)の可能性を見いだしていくこと。そうしたとき、「あたりまえを疑う」社会学の思考が「生きる力」につながっていくのだと思います。

小倉 康嗣 准教授

担当科目

コミュニケーション論、質的調査法、震災のフィールドワーク

研究テーマ

ライフストーリー研究を中軸に、「生の社会学」を基本的なテーマとして調査研究しています。受苦(パトス)的経験から生成されていく生(life)に関心があり、そこから逆照射される現代社会のありよう・生き方について考えてきました。最近では、原爆体験に非被爆者(非当事者)がいかに「自分ごと」として関わっていけるのか・継承していけるのか、といった取り組みを追いかけながら、そこにあるコミュニケーションの可能性と生の連続性、社会的連帯の可能性について考えています。

著書と論文

  • 『高齢化社会と日本人の生き方―岐路に立つ現代中年のライフストーリー』(単著)慶應義塾大学出版会、2006年
  • 「ライフストーリー研究はどんな知をもたらし、人間と社会にどんな働きかけをするのか ―ライフストーリーの知の生成性と調査表現」(単著)『日本オーラル・ヒストリー研究』第7号、2011年
  • 『ワードマップ 現代エスノグラフィー ―新しいフィールドワークの理論と実践』(共著)新曜社、2013年
  • 『被爆者調査を読む ―ヒロシマ・ナガサキの継承』(共著)慶應義塾大学出版会、2013年
  • 『感情を生きる ―パフォーマティブ社会学へ』(共著)慶應義塾大学出版会、2014年

研究室及び連絡先

12号館 B337
e-mail:y-ogu@rikkyo.ac.jp

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